2割超が「生活困難」家庭 子どもの貧困で調査 東京都 印刷
2017年 2月 25日(土曜日) 23:57

東京都は23日、子どもの貧困をめぐる実態調査の結果を発表した。経済的な理由で塾に通えないなど、「生活困難層」に当たる家庭は2割を超えた。調査した首都大学東京の阿部彩教授は「困難層をターゲットにした施策が必要」と話している。調査は昨年8~9月に、墨田、豊島両区と調布、日野両市で実施。小学5年生、中学2年生、16~17歳(高校2年生)のいずれかの子どもがいる家庭約2万世帯を対象とし、42%が回答した。