特養、4分の1で空床 「職員不足」など理由 印刷
2017年 3月 09日(木曜日) 23:53

全国の特別養護老人ホームの4分の1で、空床が生じていることが、厚生労働省の委託調査でわかった。職員不足から、高齢者を受け入れられない一部施設の現状が浮かび上がった。 調査は、みずほ情報総研が2016年11~12月、開設から10年以内の1151施設に行い、550施設から回答を得た。1床でも空いていたのは26に当たる143施設。うち74施設は「職員採用が困難」「離職が多い」などを理由に挙げた。54施設では「申込者数が少ない」を理由とした。