日光市の世界遺産・日光東照宮で10日、約40年ぶりに大修理を進めていた国宝「陽明門」の完成式典「竣功式」が開かれた。東照宮の至宝は金箔や塗料で極彩色によみがえり、約4年ぶりに一般公開された。陽明門の大規模修理は江戸時代から数えて21回目。今回は本殿などと「平成の大修理」として2013年6月から始まり、国の補助を含め約12億円かけて行われた。