国鉄車両3割が現役 JR4社、在来線で―東、東海は1割以下・民営化30年 印刷
2017年 3月 21日(火曜日) 22:15

JR旅客4社(北海道・西日本・四国・九州)が保有する在来線車両のうち、約3割が1987年以前の国鉄時代に製造された車両であることが18日、分かった。適切に整備されていれば安全性に問題はないが、経営状態が良好なJR東日本と東海は更新が進んでおり、1割以下にとどまる。国鉄が分割民営化され、JR各社が発足して4月で30年を迎える。JR各社によると、国鉄車両の割合は北海道が32%と最も高く、西日本と四国が30%、九州が28%と続いた。