IoTで日独連携、「ハノーバー宣言」採択 印刷
2017年 3月 23日(木曜日) 22:28

日独両政府は19日、すべてのモノがつながるIoT技術や人工知能(AI)などの先端技術で、日独で国際標準規格の策定や研究開発することを柱とした「ハノーバー宣言」を採択した。20日からハノーバーで開催するIT(情報技術)見本市「CeBIT」に先立ち、世耕弘成経済産業相とツィプリース経済・エネルギー相が宣言に署名した。ハノーバー宣言は、IoT関連技術の国際標準規格を日独共同で提案することや、ものづくりの現場でのサイバーセキュリティーの強化、産業技術総合研究所・情報通信研究機構とドイツ人工知能研究所の連携などが柱だ。