稲田防衛相、南スーダンPKO部隊に撤収命令 印刷
2017年 3月 28日(火曜日) 09:28
稲田防衛相は24日、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に派遣している陸上自衛隊部隊に対し、撤収命令を出した。派遣部隊による道路整備などが完了する5月末までに撤収する方針だ。これに先立ち、政府は同日の閣議で、PKOの実施計画を変更し、3月末までの派遣期間を2か月間延長することを決めた。政府は10日の国家安全保障会議(NSC)4大臣会合で撤収方針を決めていた。部隊には安全保障関連法で可能になった新任務「駆けつけ警護」が付与されたが、実施しないまま帰国する可能性が高い。