熊本地震の本震から16日で1年。避難生活による体調悪化などで亡くなった災害関連死について、少なくとも死者195人の遺族が認定を求め審査結果を待っていることが分かった。申請が続き審査が追いつかないことも背景にある。関連死はすでに170人と死者全体の75%にのぼる。震度7を観測した地震で最も比率が高い新潟県中越地震に迫り、審査が進めば上回る見通しだ。