経済対話始動、麻生氏「日米摩擦から協力へ」 米側はFTA視野 印刷
2017年 4月 20日(木曜日) 09:01
麻生太郎副総理と米国のペンス副大統領は18日、首相官邸で第1回の「日米経済対話」を開いた。麻生氏は会合後の記者会見で、日米の経済関係は「摩擦から協力に変わる大事な1ページを開けた」と成果を強調。ただ、一方でペンス氏からは将来的な自由貿易協定(FTA)を目指す可能性も示され、通商を巡る協議の先行きには不透明感も残った。日米両政府が会合後に公表した共同文書では、「貿易・投資に関する高い基準についての2国間枠組」の在り方などを今後取り上げる方針が示された。