汚染土を防潮堤などに再利用、環境省が実証実験 印刷
2017年 5月 18日(木曜日) 15:47
東京電力福島第一原発事故後の除染で生じた汚染土を防潮堤などに再利用することを目指し、環境省が4月から福島県南相馬市小高区で始めた実証実験が17日、報道各社に公開された。実証実験は汚染土を一時保管する「仮置き場」で4月24日に始まった。放射性物質濃度が1キロ・グラムあたり3000ベクレル以下の汚染土約2000トンを使って、高さ約5メートルの盛り土を造り、周囲の空間線量や雨などの影響を調べる。