75歳以上「老老介護」初の3割超え 同居世帯 印刷
2017年 6月 29日(木曜日) 14:03
高齢者が高齢者を介護する「老老介護」が広がる中、要介護者と、同居する介護者の年齢がともに75歳以上の割合は、前回調査(2013年)に比べて1.2ポイント増の30.2%になり、初めて3割を超えて過去最高を更新したことが、厚生労働省が2016年に実施した国民生活基礎調査の結果、明らかになった。統計を取り始めた01年に比べると11.5ポイント増えており、介護者の高齢化が一層進んで深刻な状況になっている。