沖ノ島、世界遺産に 事前勧告から一転、8資産登録決定 印刷
2017年 7月 10日(月曜日) 21:50

ポーランドのクラクフで開かれているユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会は9日、福岡県の「沖ノ島」を世界文化遺産に登録することを決めた。構成8資産のうち、ユネスコ諮問機関が4資産について「除外」を事前勧告していたが、世界遺産委は一転して8資産の一括登録を認めた。今回の登録で国内の文化遺産は17件、自然遺産と合わせた世界遺産は21件になる。九州からは2015年の「明治日本の産業革命遺産」以来となる。