68港で大規模防除 定着阻止へヒアリ対策 関係省庁 印刷
2017年 7月 13日(木曜日) 18:52
強い毒を持つ特定外来生物のアリ「ヒアリ」が国内で見つかったことを受け政府は11日、都内で関係省庁の連絡会議を開き、ヒアリが生息する国と定期コンテナ航路がある68港で大規模な防除作業を実施する方針を決めた。全国で計数万~数十万個の殺虫餌の設置を検討しており、定着阻止に向けた水際対策に全力を挙げる。ヒアリは5月下旬の兵庫県尼崎市を皮切りに東京、愛知、大阪各都府県で相次いで確認。大阪、神戸両港では女王アリが見つかり、環境省は国内での定着を懸念している。