容疑者が薬混入、同僚撮影 警察へ提出 睡眠薬事件 印刷
2017年 7月 15日(土曜日) 14:37
 千葉県印西市の老人ホームで、睡眠導入剤を混ぜたお茶を同僚らに飲ませたなどとして准看護師の女が殺人未遂容疑で逮捕された事件で、別の職員の飲み物に液体を混入する女の姿が撮影されていたことがわかった。不審に思った職員がスマートフォンの録画機能を作動させて離席したところ女が映っていたという。千葉県警が11日に逮捕したのは印西市の波田野愛子容疑者(71)。施設では1月以降、強い眠気やめまいの症状を訴える職員が相次いでおり、動画を撮影した30代の女性職員も体調不良を起こしていた。