日本橋の首都高地下化、五輪後着工 景観改善へ 印刷
2017年 7月 26日(水曜日) 20:59
東京・日本橋周辺の景観を改善するため、国土交通省は21日、日本橋の上を走る首都高速道路の地下化に取り組むと発表した。事業費は数千億円に上るとみられる。国と東京都、首都高速道路会社などが協力し、2020年に開催される東京五輪・パラリンピック終了後に着工する方針だ。同省によると、日本橋周辺では民間業者が再開発事業を検討しており、地下化を再開発に組み込むことで、事業費の縮減を図る。地下化区間は、首都高都心環状線の竹橋―江戸橋両ジャンクション間(約2.9キロ)を軸に、今後、具体策を都や首都高速道路会社と検討していく。