百舌鳥・古市古墳群を推薦 「仁徳天皇陵」など 19年世界遺産目指す・文化審 印刷
2017年 8月 02日(水曜日) 19:01

文化審議会は31日、2019年の世界文化遺産登録を目指す候補に「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府)を推薦することを決めた。閣議了解などを経て、政府が来年2月1日までに推薦書を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出。19年夏のユネスコ世界遺産委員会で審査される。百舌鳥古墳群(堺市)と古市古墳群(羽曳野市、藤井寺市)の計49基で構成。古墳時代最盛期の4世紀後半から5世紀後半にかけて築造され、古代日本の王と関係者が埋葬されたと考えられている。堺市の仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)は墳丘の長さ486メートルの前方後円墳で、日本最大の古墳。