終戦の日 平和願うおことば、今年も 天皇陛下 印刷
2017年 8月 16日(水曜日) 13:23

終戦の日の15日に行われた全国戦没者追悼式。天皇陛下は今年も、戦争で亡くなった人々を悼み、平和を願うおことばを述べられた。戦没者の慰霊を「象徴の務め」として取り組む陛下は、追悼式への出席とおことばの読み上げを1989年の即位以来、欠かしたことがない。平和への思いを国民に伝える重要な機会として、来年の追悼式にも臨む見通しだ。陛下は2009年、高齢と体調を理由に公務の見直しを行い、おことばの機会を減らした。国民体育大会や全国植樹祭などでのおことばは取りやめになったが、戦没者追悼式は残された。