原発事故避難者訴訟 東電に11億円の賠償命令 東京地裁 印刷
2018年 2月 12日(月曜日) 16:26

東京電力福島第1原発事故に伴い、長期の避難生活を強いられたとして、福島県南相馬市小高区の元住民ら321人が東電を相手に「ふるさと喪失慰謝料」など総額約110億円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は7日、請求の一部を認め、東電に総額約11億円の支払いを命じた。水野有子裁判長は「避難者は憲法が保障する居住・移転の自由を侵害された」と述べた。