ピカソ「泣く女」10億円で落札 国内競売では異例の高額 印刷
2018年 6月 07日(木曜日) 11:53

20世紀を代表する絵画の巨匠パブロ・ピカソの油彩画「泣く女」(1939年)が2日、東京都渋谷区で競売にかけられ、10億円の高値で落札された。主催したアイアート(港区)によると「国内が本拠地の競売会社による競売では最高額」という。作品は縦55センチ、横38センチで、涙を流す女性のデフォルメされた肖像が描かれている。同名の絵画は当時、ピカソの愛人だった写真家ドラ・マールをモデルに複数制作された。