昨年統計 山岳遭難 死者・不明最多354人、中高年9割 印刷
2018年 6月 23日(土曜日) 16:00

昨年に全国で発生した山岳遭難は2583件(前年比88件増)、遭難者は3111人(同182人増)、死者・行方不明者は354人(同35人増)といずれも2年ぶりに増え、統計が残る1961年以降で最多となった。警察庁が21日発表した。中高年の登山ブームを背景に遭難件数、遭難者ともに10年前の1.7倍になった。警察庁の担当者は「体力や経験に見合った山を選び、低い山でも十分な装備をしてほしい。登山届も提出を」と呼びかけている。