がんの3年生存率、平均71% 膵臓は15%と部位で差 印刷
2018年 9月 14日(金曜日) 19:21

国立がん研究センターは12日、がんと診断された人が3年後に生存している割合を示す「3年生存率」を初めて公表した。全てのがんの平均は71.3%。膵臓がんは15.1%と差があり、治しにくいがんについて、新たな治療法の効果を5年を待たずに評価できるようになると期待されている。手術や内視鏡によってがんを切除した人の生存率は88%だった。部位別に見ると、膵臓が15.1%、肺49.4%、食道52.0%、肝臓53.6%。胃74.3%、大腸が78.1%、乳房(女性のみ)95.2%だった。