さよなら築地、最終市 83年の歴史に幕 印刷
2018年 10月 09日(火曜日) 22:17

日本一の魚市場、東京・築地市場(中央区)が6日の競りを最後に、83年の歴史に幕を下ろす。1935年に開場した同市場。国内外から運び込まれる魚がプロの目利きにより取引されてきたが、卸や仲卸など多くの市場関係者に惜しまれながら、最終市を迎えた。豊洲市場(江東区)への移転準備が進む築地市場では同日、早朝から通常通りマグロやサンマ、イワシといった鮮魚のほか、冷凍魚や多くの水産加工品が卸売場に並んだ。