興福寺・300年ぶり再建の中金堂落慶法要 印刷
2018年 10月 10日(水曜日) 22:39

「天平回帰」を目指す世界遺産・興福寺(奈良市)で、焼失後約300年ぶりに再建された伽藍中核である中金堂の落慶奉告法要が7日、営まれた。焼失を繰り返しながらも再びよみがえった、平城宮大極殿に匹敵する巨大木造建築の威容に見入る参列者約3千人が悲願の実現を祝った。同寺は藤原氏の氏寺で、3つの金堂があり、中心の中金堂は平氏の焼き討ちや火災で7回焼失。