宇宙から帰還した試料カプセルを公開 JAXA 印刷
2018年 11月 29日(木曜日) 09:53

国際宇宙ステーション(ISS)で作成された実験試料を収納し、地球に帰還した小型の回収カプセルが27日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の筑波宇宙センターで報道陣に公開された。カプセルは断熱材の大部分が剥がれ落ち、残る部分も黒く焦げており、周囲は焦げた臭いが漂う。高熱にさらされた大気圏突入時の過酷さを物語る。円錐に近い形だったが側面のカバーが外れ、試料を入れた容器の収納部分が露出した。内部の機器や試料は良好な状態で、十分な性能を発揮したという。