名大と岐阜大、法人統合で合意 県境越えで初、20年度実現へ 印刷
2019年 1月 01日(火曜日) 00:00

名古屋大(名古屋市)と岐阜大(岐阜市)は25日、大学運営法人の統合で基本合意する。 管理部門の共通化で経営の効率化や教育研究機能の強化を図るのが狙いで、2020年度の実現を目指す。県境を越えた国立大学の統合は初となる。基本合意書などによると、両大学で新法人「東海国立大学機構(仮称)」を設立し、それぞれが傘下に入る。新法人は両校に共通する管理業務や大学横断的な事業の企画を担う。大学名やキャンパスはそのまま残す予定で、新法人トップの選定などは今後詰める。