哲学者の梅原猛さんが死去 独自の「日本学」確立、文化勲章 印刷
2019年 1月 17日(木曜日) 09:28

古代史や文学、宗教などを横断し「梅原日本学」と呼ばれる独創的な分野を打ち立てた戦後日本を代表する哲学者で、文化勲章受章者の梅原猛さんが12日死去したことが14日、関係者への取材で分かった。93歳。仙台市出身。京都大文学部哲学科卒。立命館大教授や京都市立芸術大教授、同大学長を歴任。国際日本文化研究センター設立に尽力し、1987年の発足時から95年まで初代所長を務めた。97年から6年間、日本ペンクラブ会長。