観光庁、インバウンド誘客で地方鉄道の活性化へ 有識者委員会が検討開始 印刷
2019年 2月 13日(水曜日) 19:14

観光庁は、インバウンドによる地方鉄道の活性化策について検討を始めた。沿線人口の減少などで鉄道事業者の経営環境が厳しくなる中、訪日外国人旅行者の利用促進に向けたプロモーションや商品造成、受け入れ環境の整備、沿線の観光資源にアクセスする交通機関との連携などが課題。有識者で構成する検討会を設置し、地方の鉄道事業者の施策の立案、実行に役立つガイドラインを策定する。有識者検討会の名称は「外国人観光旅客を対象とした地方部における鉄道利用促進に向けた検討会」。座長は、東洋大学大学院国際観光学部客員教授の丁野朗氏が務めている。