中高年ひきこもり61万人 初の全国調査、若年層上回る 印刷
2019年 4月 03日(水曜日) 18:31

40~64歳のひきこもり状態の人が全国に61.3万人いる。内閣府は29日、そんな推計を公表した。「中高年ひきこもり」の全国規模の数が明らかになるのは初めて。従来ひきこもりは青少年・若年期の問題と考えられてきたが、その長期化・高年齢化が課題となる状況が浮き彫りとなった。内閣府が2015年度に実施した調査で、15~39歳の「若年ひきこもり」は54.1万人と推計された。