スマホ決済、統一QRで 8月から4県で普及事業 総務省 印刷
2019年 6月 27日(木曜日) 11:09

総務省は22日、統一の規格に基づく「QRコード」を利用したスマートフォン決済の普及を目指すイベントを和歌山県白浜町で開催した。8月1日から和歌山、岩手、長野、福岡の4県で始める普及事業を前に、利便性の向上などを訴えた。スマホ決済で使うQRコードは、決済事業者ごとに規格が異なっており、店側は複数のコードに対応した機器を用意しなければならないなど負担が大きかった。キャッシュレス決済の普及を目指す政府は規格統一が必要だとし、金融機関やIT企業、地方自治体で構成するキャッシュレス推進協議会が整備した「JPQR」の利用促進に取り組む。