スパコン「京」16日運用終了 後継「富岳」21年稼働目指す 印刷
2019年 8月 20日(火曜日) 19:13

理化学研究所のスーパーコンピューター「京」(神戸市)は16日、大学などの研究者や企業による利用を終える。データのバックアップなどを経て、30日にシステムを停止する。2021年をめどに、後継機の次世代スパコン「富岳」を稼働させる予定だ。京は06年に開発が始まり、1秒間に1京(1兆の1万倍)回の計算をこなすことにちなみ命名された。開発研究段階だった11年、スパコンの計算速度を競うランキングで世界1位を獲得している。