五輪警備に300億円概算要求 単一行事で過去最大規模 印刷
2019年 9月 04日(水曜日) 19:09

来年の東京五輪・パラリンピック開催に伴う警備対策のため、警察庁は来年度当初予算の概算要求に約300億3千万円を計上した。全国の警察から派遣される応援部隊の旅費や、施設と資機材の借り上げ費用などが主な内容。ひとつの行事の警備に伴う予算としては過去最大規模となる。要求では、応援派遣部隊の旅費などの活動費が約100億円、部隊の宿泊用プレハブや各会場の指揮本部などの施設、検問や交通規制のための資機材や車両の借り上げ費が約180億円を占める。