漆喰でセシウム99%除去 近大が開発  印刷
2012年 5月 24日(木曜日) 14:22

各紙によれば近畿大学は23日、セシウムを99%取り除くことができるゼオライト・カルシウム漆喰  を開発したと発表した。ゼオライト漆喰は高いセシウム吸着性を持つが構造物をつくる場合、強度に課題がある。高強度漆喰とゼオライトにカルシウムを混合することで建築材料としての強度を確保し、セシウム除去性能も高い材料の開発に成功したという。ホットスポットへ塗布する除染や、汚染物質を安定して隔離する用途が考えられる。