大気放出は90万テラベクレル 東電、原発事故で試算 印刷
2012年 5月 25日(金曜日) 13:54

東京電力は24日、福島第1原発事故で大気中に放出された放射性物質の量が昨年3月だけで90万テラベクレル(テラは1兆)に上るとの試算を明らかにしたと各紙が報じた。これはIAEAが試算した旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の放出量520万テラベクレルの6分の1に相当する。ほとんどは原子炉格納容器から漏出で、3月15、16日の2日間で2、3号機から少なくとも計34万テラベクレルが漏れたという。

最終更新 2012年 5月 25日(金曜日) 16:56