東日本大震災発生から約30後、津波発生源上空の電離層を構成する電子の数が通常より30%減る異常現象が起きていたことを、北海道大学の柿並義宏研究員と東京学芸大学の鴨川仁助教のチームが発見したと各紙が報じた。電離層の異変は、大津波が押し寄せる前に始まっており、大津波の早期検出と避難指示に役立つ可能性があるという。