黒部ダムで恒例の「観光放水」始まる  印刷
2012年 6月 27日(水曜日) 11:28

長野県大町市と富山市を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」にある関西電力黒部ダム(富山県立山町)で26日、夏の観光シーズン幕開けを告げる観光放水が始まったと各紙が報じた。観光客向けだけでなく、黒部川下流の夏場の渇水を防いだり景観を保ったりする目的がある。関電が1961年から実施している。午前6時、河床から116.5メートルの高さにある2つのバルブが開放されると、毎秒15トンの水がごう音とともに噴き出し、巨大なアーチに虹が浮かび上がった。