富士山5合目に20メートルの亀裂 専門家は噴火を否定 印刷
2012年 7月 11日(水曜日) 18:46

昨年3月に静岡県東部を震源とするM6.4の地震が起きた後、山梨県側の富士山5合目で、地面に長さ約20メートルの亀裂が見つかっていたことが10日、分かったと各紙が報じた。気象庁は「富士山の観測データに異常はなく、噴火の兆候は認められない」として、火山活動ではなく地震が原因との見方を示している。県砂防課によると、昨年3月15日の地震発生後、県道路公社の職員が小御嶽神社近くの関係者用駐車場で亀裂を発見。神社によると、幅、深さはともに数センチで、現在は砂利などで自然に埋まっているという。