志賀原発直下に活断層か 国が見落としの疑い 印刷
2012年 7月 17日(火曜日) 14:09

北陸電力志賀原子力発電所1号機(石川県)の原子炉建屋直下に活断層がある可能性が、経済産業省原子力安全・保安院の調査で分かったと各紙が報じた。北陸電力への設置許可(1988年)を再検証したもので、当時の国の審査は「活動性がない」と存在を否定しており、見落とした可能性が高いという。保安院は17日に専門家による意見聴取会を開いたうえで、詳細な掘削調査を指示する方針だという。