圧力容器に温度計設置 2号機安定監視に前進 印刷
2012年 10月 04日(木曜日) 00:00

各紙によれば東京電力は3日、福島第1原発2号機圧力容器底部に温度計1個を設置する作業が完了したと発表した。この場所で温度計の信頼性が低下する事例が相次ぎ、監視用に使えるのは6個あったうち1個だけになっていた。東電によると、新たに設置した温度計は同日午前11時、42.6度を測定。唯一使われていた温度計では46.1度で、同社の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「ほぼ同じ値を示している」と述べたという。