爆発物探知内蔵の搭乗券読取装置を開発 日立製作所と日本信号、山梨大 印刷
2012年 10月 04日(木曜日) 00:00

日立製作所は3日、日本信号、山梨大学と共同で、空港などの安全強化を目的とした爆発物の探知装置内蔵搭乗券読取装置(搭乗ゲート)の試作に成功したと発表したと各紙が報じた。搭乗ゲートの試作機は、搭乗券として使われるICカードや携帯端末に付着した微粒子を採取し、内蔵した装置によって分析することで爆発物の有無を1~2秒で探知でき、1時間あたり約1200人の検査が可能。今後は駅やスタジアム、イベント会場などの入場セキュリティ機器への応用も考えられるとという。