東京都、東電以外にも売電可能に 改正条例が成立 印刷
2012年 10月 05日(金曜日) 00:00

東京都の水力発電所で発電した電気を、大口向けに電力を供給する特定規模電気事業者(新電力)にも販売できるようにする改正条例が4日、都議会本会議で可決、成立したと各紙が報じた。これまで販売先は、東京電力1社に事実上限定されていた。都は競争入札で業者を選定することで、増収と電力市場の活性化を図る方針。一部の新電力事業者は「電力調達先の選択肢が増える」などと歓迎。都によると、複数の事業者が入札参加に前向きな姿勢を示しているという。