オスプレイ配備後初飛行 事実上の運用開始 印刷
2012年 10月 05日(金曜日) 00:00

在沖縄米海兵隊は四日午前、米軍普天間飛行場に配備した新型輸送機MV22オスプレイの訓練飛行を、初めて実施したと各紙が報じた。海兵隊は、普天間に到着した機体から「通常の訓練を開始する」と発表しており、普天間を拠点にした運用が事実上始まった。沖縄県の仲井真弘多知事は「これだけ県民が反対しているものを使い出すのは、非常にむちゃな話だ。不安を解消する前に、既成事実をつくるやり方は問題がある」と強く反発、9日にも野田佳彦首相と会談し、配備撤回を要請するという。