「きぼう」から小型衛星を放出 星出さんが操作 印刷
2012年 10月 05日(金曜日) 00:00

各紙によれば宇宙航空研究開発機構は4日深夜から5日未明にかけて、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」から、福岡工業大などが開発した小型衛星5基をロボットアームで軌道に投入する初の実験を実施した。衛星は5基とも無事放出された。打ち上げロケットから直接投入するのに比べて放出時の振動が少ないため、衛星の設計が楽になり、製造コストの削減につながるという。実験は2回に分けて行われ、1回目はステーションに長期滞在している宇宙飛行士星出彰彦さんが操作。小型衛星は、和歌山大と東北大の「RAIKO」や福岡工業大の「FITSAT1」など日本製の3基と米国製の2基。