扇島パワーステーション、発電能力5割増 東京ガスと昭和シェル 印刷
2012年 10月 11日(木曜日) 17:04

東京ガスと昭和シェル石油は9日、共同出資する火力発電所「扇島パワーステーション」(横浜市鶴見区)を増強し、発電能力を2015年度までに約5割増やすと発表したと各紙が報じた。投資額は数百億円とみられる。東京電力の企業向け料金値上げを受け、首都圏の企業などから供給要請が増えていることを踏まえた。扇島パワーは東京ガスが75%、昭和シェルが25%を出資する天然ガス火力発電所。現在は2基で計81万4000キロワットの出力がある。今回、3号機を増設することで発電能力を122万1000キロワットまで上昇させるという。