都知事選 猪瀬直樹氏が出馬表明 印刷
2012年 11月 23日(金曜日) 00:00

東京都副知事の猪瀬直樹氏が21日、都知事選への立候補を表明したと各紙が報じた。猪瀬氏は「日本の国そのものを東京から支える」と述べ、公約に副知事としても取り組んでいる東京メトロと都営地下鉄の一元化などを掲げた。石原慎太郎前知事が進めた五輪招致や新銀行東京の経営は続けるとの考えを示した。会見で猪瀬氏は、年間予算が12兆円と韓国の国家予算にも匹敵する都の位置づけを、石原氏と同様に「日本のダイナモ(発電機)」と表現。東京湾岸にある老朽化した火力発電所を最新鋭の設備に置き換える、羽田空港の国際線発着枠を3倍に増やし海外からビジネスと雇用を呼び込む、などの考えを示した。