日露戦争の国内捕虜写真出版 仏領事記録、全国収容所ほぼ網羅 愛媛など453枚 印刷
2012年 11月 27日(火曜日) 00:00

各紙によれば日露戦争(1904~05年)時に愛媛県など日本国内29カ所に7万人以上が収容されたロシア将兵捕虜の生活や処遇を記録した写真アルバムがロシア国立映画写真資料古文書館(モスクワ)で見つかり、日ロ双方の協力で26日までに出版された。アルバムは当時の駐日フランス領事が報告書の付録として作成したもので、21カ所の写真453枚を収集・分類している。ロシア将兵捕虜の写真は日本側にも残されているが、全国の収容所をほぼ網羅して大量にまとまった形で発見される例は極めて珍しく、今回初めて紹介される写真も含まれるという。