木造3階建て校舎の火災実験 下呂で国交省、法改正目指す 印刷
2012年 11月 27日(火曜日) 00:00

木造3階建て学校建築物の火災実験が25日、下呂市御厩野の民有地で行われたと岐阜新聞が報じた。今年2月の茨城県つくば市に続く2回目の実験で、前回の構造物の課題を踏まえて建築した木造3階建て学校建造物(延べ850平方メートル)で実験を行い、数分で上階へ延焼が始まった前回と比べ、80分後に延焼が始まるなどの結果を得た。国土交通省国土技術政策総合研究所、早稲田大学などでつくる実行委員会の企画。木造3階建て校舎の建築を可能にする建築基準法の改正に向け、データの蓄積が目的という。