安愚楽被害者、海江田氏を月内提訴へ 印刷
2013年 2月 06日(水曜日) 00:00

4千億円超の負債を抱えて破綻した畜産会社「安愚楽牧場」をめぐり、出資者約30人が経済評論家時代に出資を勧める記事を発表していた民主党・海江田万里代表を相手取り、月内にも数億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こす方針を固めたことが5日、分かったと各紙が報じた。出資者の代理人弁護士によると、海江田氏は平成4年ごろまで、安愚楽牧場について「知る人ぞ知る高利回り」「リスクはゼロ」などと雑誌や書籍で紹介。代理人は「海江田氏を信頼して出資した被害者は多く、責任は重大」と訴えているという。