日台、尖閣の漁業取り決め調印へ 共同管理水域に指定 印刷
2013年 4月 10日(水曜日) 00:00

日本と台湾は、沖縄県・尖閣諸島(台湾名・釣魚台)周辺の漁業権をめぐる取り決めに調印することで合意したと各紙が報じた。台北市で10日にも、約4年間中断していた漁業協議を正式に再開し、調印する見通し。日台の交渉筋が明らかにしたという。台湾も尖閣領有権を主張しているが、協定は領有権問題を棚上げした上で、尖閣周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)の一部海域を「共同管理水域」に指定し、台湾漁船の操業を認めることを盛り込むという。

最終更新 2013年 4月 11日(木曜日) 16:08