中宮祠に「大蛇神像」 日光二荒山神社 栃木 印刷
2013年 4月 10日(水曜日) 00:00

日光市中宮祠の日光二荒山神社中宮祠で9日、黄金色の「大蛇神像」が設置され、除幕祭が行われたと各紙が報じた。奥日光にはヘビにちなんだ伝説が残っていることから、同神社は巳年に合わせて5月にも大蛇神像を使った祭りの開催を模索しており、「大蛇を地域のシンボルとして盛り上げていきたい」としている。神像は高さ2メートル、重さ80キロ。繊維強化プラスチック製で、上から黄金色で塗装している。男体山の登拝門前の鳥居横にあり、登山者が鳥居をくぐるのを正面から見るように南西を向いている。大蛇は1千年たつと手足が生えて龍になるという伝説が中国にあるといい、像の顔は龍になっている。