宮崎県産杉材で地盤補強可能 県が実験結果発表 印刷
2013年 5月 17日(金曜日) 00:00

県産杉丸太を地面に打ち込み、地盤改良の効果を調べていた宮崎県は、一般的な一戸建て住宅程度であれば、杉丸太がセメントや鋼管ぐいと同程度かそれ以上の地盤強化が図られるという実験結果をまとめたと宮崎日日新聞が報じた。「杉丸太が宅地造成や公共工事に耐えうるというデータが得られた」と県山村・木材振興課。今後は民間業者が主体となって液状化を防ぐ地盤改良工法の確立を目指し、価格が低迷する県産杉の有効活用、需要拡大につなげる考えという。