成田きょう開港35年 日本の「空の玄関」正念場  印刷
2013年 5月 20日(月曜日) 00:00

成田空港は20日、開港から35年を迎えると各紙が報じた。国際化が進む羽田や、成長著しいアジア各国の空港に対抗するため、成田はオープンスカイ(航空自由化)により発着回数30万回を目指す。一方で、開港時の反対闘争の傷痕は今も残り、用地内に点在する未買収地による空港のいびつな形状は解消されていない。空港間競争が激化する中、「日本の空の玄関」は正念場を迎える。「選ばれる空港を目指したい」。成田国際空港会社(NAA)の夏目誠社長は今月14日の決算会見で、繰り返し強調したという。